テレビ会議システムの活用事例いろいろ

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ryoen-no-daishin-photoテレビ会議システムを、面接や受付といった会議以外の用途で使うケースも多くありますが、世の中にはまだまだいろいろな利用用途があるようです。その中から一風かわったものをご紹介します。

裁判所での審理

アメリカなどの刑務所で、裁判所の審理など、受刑者向けにテレビ会議システムを配備しているそうです。15分の審理のために12時間かけて移動するケースも有るようで、こういったコストの削減に寄与していて、ロシアでは年間5,000万ドルものコスト削減を実現しているそうです。

http://wired.jp/2016/05/11/polycom-prison-phone/

マーケティングリサーチ

日本各地の嗜好を探るような調査の場合、まともに全国を回ってグループインタビューを行おうとすると時間もお金もいくらあっても足りません。また、グループインタビューの結果は現地に行く人は限られ、結果を社内で共有することも難しいですが、テレビ会議システムを使うことで各地への移動交通費も削減できますし、インタビュールームをリサーチ会社の会議室でモニタリングするかっこうを取れば、結果を共有することも容易になります。

http://www.util.co.jp/article/14443946.html

お見合い

異なる支店間での機会均等を図る目的でテレビ会議システムを活用しているケースです。たとえば、支店Aでは男女それぞれ6,000名、支店Bではそれぞれ3,000名の会員がいるとすると、 同一の料金を支払っているにも関わらず、支店Aのお客様に比べ、支店Bのお客様は、知り合える相手の数が半分になってしまうことになります。実際には、交通費さえ払ってもらえれば、異なる支店のお客様同士でもお見合いをすることはできますが、一度も会ったことのない相手に高い費用を負担して相手に会おうと思うお客様は非常に少ないそうです。

https://loopgate.jp/cases/ryoen/

まとめ

いかがでしたか?お金のロスはもちろんのこと、時間のロスや機会のロスが発生するところにテレビ会議システム利用のヒントが眠っているかもしれませんね。