テレビ会議活用事例紹介「遠隔拠点にある工場の監視」

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テレビ会議システム利用風景テレビ会議の活用事例をご紹介します。今回の事例は「遠隔拠点にある工場の監視」にテレビ会議を活用している株式会社紀和製作所様の事例です。

導入の背景

株式会社紀和製作所様は、各種自動化機械、省力化機械、治具等の設計製作、及びメンテナンス、機械部品加工等を扱うメーカー様ですが、製造コストを削減するため、2005年に遠隔拠点に工場を設立されました。しかしながら、初めての遠隔拠点ということもあり、うまく連携が取れず、また監視体制が無かったため、品質管理に不安があったということが導入のきっかけとなったとのことです。

監視体制が欲しいだけであれば、監視カメラでも良かったかもしれませんが、併せて連携・コミュニケーションツールとしても活用したいという要望があったことが、監視カメラではなくテレビ会議システムを導入することの後押しとなったと言えます。

導入による効果

テレビ会議を導入したことにより、気軽にコミュニケーションの場を持てるため、きめ細かいやり取りができるようになったそうです。また、相手の顔が見えないメールや電話に比べ、相手の顔を見れるテレビ会議では、相手を身近に感じられるというメリットもあったそうです。

また、監視カメラ用途としても、複数の監視カメラの映像を本社から切り替えられるようなシステムを導入したことによって、品質管理が徹底できるようになったとのことです。

まとめ

監視というと、監視カメラを想像する方が多いと思いますが、テレビ会議システムを使うことでコミュニケーションの促進と監視を同時に実現できるというメリットもあります。

また、現在テレビ会議にのみ活用している企業でも、監視にも活用することで活用の幅が広がるでしょう。こういった選択肢も検討されてみてはいかがでしょうか。