テレビ会議で役立つカメラの機能いろいろ

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ginga-sys_n0dgu040e0 (1)テレビ会議に使うカメラには様々なものがありますが、状況によって向き不向きがあります。例えば参加人数が1人の、担当者間の打合せだったら正面にカメラが一個あれば十分ですが、人数が増えると同じカメラでは対応できません。人数が多ければ映す箇所が一つでない場合がほとんどですからアングルを変える事のできるカメラを用意する必要があります。今回はテレビ会議運用時に参考にして頂きたいカメラの機能を紹介します。

パン・チルト・ズーム

殆どの利用シーンにおいて必要な機能なのではないでしょうか。パン・チルト(上下左右への首振り)やズームインやズームアウトをする機能です。多人数を想定した機器構成においてはほぼこの機能を持つカメラが含まれるようです。確かに参加人数の多い会議では、話す人のほうにカメラを向けたり、話す人が遠くにいるならズームインする必要がありますから。

プリセット

向きやズーム度合い、ホワイトバランスなどを何通りか記憶させておく事ができる機能です。ホワイトボードを使っての会議や、イベント利用など、決められた数アングル間でのカメラ切り替えが要求されるような場合に活躍する機能です。都度都度のパンチルトズームでは細かな調整に時間がかかってしまいますので、会議やイベント進行などにもたついた感じを出してしまう可能性もありますが、プリセット機能を使って事前に設定しておけば、テンポを落とすこと無く進行できます。

相手側カメラ制御

通信相手のほうに設置されているカメラのパン・チルト・ズームができる機能です。常時接続や工場等の監視など、会議以外での利用用途において、より効果を発揮する機能です。遠隔地にいるメンバーの在席状況や生産ラインの様子などを確認、において、現地の方の手を煩わせることなくアングルを変更することが可能となります。

まとめ

テレビ会議で役に立つ機能は

  • パン・チルト・ズーム
  • プリセット
  • 相手側制御カメラ

です。お持ちのカメラを有効活用したい、これからカメラを検討したい方など、ご参考下さい。