テレビ会議の導入目的をまとめました

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150827テレビ会議は距離の離れた拠点が2箇所以上あったり、あるいは、距離の離れた取引先とのやり取りが頻繁に行われているような企業様であれば、どのような企業様にも導入をオススメいたしますが、企業によって導入の目的は様々です。定番どころでは飛行機代など出張費の削減が思いつくところだと思いますが、他にはどのような目的で導入を検討される企業が多いのでしょうか。まとめてみました。

1.出張費(旅費交通費)の削減

最もスタンダードなものとしてあるのは出張費の削減でしょう。自社の拠点間を移動するのにかかる費用が削減できれば、会社の利益確保に貢献します。飛行機、新幹線、そして宿泊費など年間を通して積み重ねると、結構バカにならない費用がかかりますから。

2.移動時間の削減

1.に伴って発生するメリットです。出張の際には移動時間が必ず発生しますよね。いや、現在の日本では無線環境やモバイル端末もどんどん発達しておりますので、移動時間でも仕事はできる、とお考えになるかもしれません。しかし、実際にそれらを使いこなしてまじめに移動中に仕事をこなす方と、一眠りする方と、どちらが多いでしょうか(ご判断はみなさまに委ねますが)。

3.社内コミュニケーションの活性化

社内のコミュニケーション、とりわけ、離れた拠点にいる社員同士のコミュニケーションの活性化を目的として導入されるケースもよくあります。役員レベルであれば出張などで各拠点を訪れることがありますが、一般社員レベルになりますと、他の拠点の社員のことは名前ぐらいしか知らない、という状況が起こりえます。顔を知る、相手の人柄をより深く知ることで、より高度な業務連携ができるようになります。

4.採用面接の学生の負担軽減

地方の学生の採用面接をする際に、わざわざ人事の担当者がいる東京や大阪のオフィスに来てもらうのは学生の負担が大きいです。特に、1次面接などの浅い段階では企業側としてもおいそれと学生に旅費を出すわけにもいきません。逆に人事担当者が地方に行くわけにも行かないですよね。その解決方法として、地方の拠点と東京や大阪のオフィスをテレビ会議でつなぎ、テレビ会議で採用面接をするということを考える企業もあります。

5.営業の標準化

営業担当者ごとにお客様への商品説明がバラバラだったりすることがあります。いくら成績の良い人の真似をしようと思っても、離れている拠点に成績の良い人がいる場合には、どんな商品説明をしているのか確認する術もありません。テレビ会議を使うことによって各拠点をつなぎ、営業会議の場で成績上位者の商品説明を見学する場を設けるなどすることによって、良い人の手法を他の営業担当者に学ばせることが出来るようになります。