テレビ会議システム・Web会議なら日本製・国産のLoopGate (ループゲイト)
PCモニターやテレビの購入時や、Web会議等のビデオ通話において、画質を表現する用語として「HD」「フルHD」「4K」「8K」という言葉がよく登場します。4Kや8Kになってくると、「きれいな映像だ」ということはわかりますが、その違いは言葉だけではイメージしにくいものです。
HD(ハイビジョン・ハイディフィニション)やフルHD(フルハイビジョン・フルハイディフィニション)の違いを一言で言うと、映像のきめ細かさです。「HD」「フルHD」「2K」「4K」「8K」の順に画像のきめが細かくなっていくのですが、このきめ細かさを表す数値が「画面解像度」です。これは表示される画面内にいくつ点(ピクセル)を並べるかを表す数値のことです。パソコンの設定などで「ディスプレイ解像度1920×1080ピクセル」といった数値を見られたことがあるかもしれません。この数値が大きい方が、映る映像がきめ細かい=高画質ということになります。
それぞれの画面解像度のピクセル数を図解してみましょう。
HD・ハイビジョン:1280×720ピクセル
フルHD・フルハイビジョン:1920×1080ピクセル
4K(QFHD):3840×2160ピクセル
8K(UHD):7680×4320ピクセル
例えば同じ横幅サイズのディスプレイでも、8KとHDではこれだけピクセルの数が違って、相当きめ細かく画面が綺麗になります。8Kテレビでアクション映画を見ると、まさに圧巻の迫力です。
参考:
WOWOW WEB MAGAZINE
https://corporate.wowow.co.jp/features/henai/2518.html
Web会議・テレビ会議においても画質は重要な要素のひとつです。Web会議では画質が低いものも多く、顔だけが映っていたり身振り手振りは見えづらいのですが、テレビ会議のように画質がよければ相手の表情や身振り手振り等の仕草が見て取れるようになります。こちらの話が通じているのか? あるいはどのように捉えているのか…?といった部分も伺えるでしょう。意思疎通を図る上では欠かせません。
例に挙げた通り画質が良いことによるメリットは多くあります。しかし一方で、解像度の高すぎる画質も考えものです。上述のピクセル数の多い画像データのサイズは、非常に大きくなります。Web会議のようにリアルタイムで映像をやり取りする場合、データ通信量は相当なものになります。そうなると、使用するネットワークの許容量を超えてしまい、映像の遅延やカクつき、コマ落ちが発生して逆効果となります。回線を圧迫するので音声品質にも影響が出るでしょう。
ですのでWeb会議の多く解像度が低めに設定されています。弊社のテレビ会議システム「LoopGate」は、Web会議ですがフルHDの高画質で通信ができ、解像度の調節によって通信帯域も168Kbpsから2Mbps程度で通信することができます。(※なお、LoopGateの最大画面解像度はフルHDです。)
自宅で見る映画やゲームといったものは、4K・8Kの綺麗な映像で体感したいものです。
一方でWeb会議・テレビ会議で重要な会議を行っている場合は、前述で挙げたとおり表情・様子を伺い知るためや重要な意思決定の伝達がなされることが重要となってきます。
こういった場合は、画質の悪さや通信環境の悪さでは十分な伝達が難しくなるため、画質は高すぎても低すぎても良くありません。通信状況も安定し、相手の表情も伺える程度の最低限の画質は確保したいものです。
(※この記事は、2016年1月7日に書かれた記事を再編集しています。)
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