新潟と福島で遠隔セミナーを開催。講演者の移動・スケジュール調整の負担軽減!

医療ネットワーク支援センター 様

医療ネットワーク支援センター様は、医療従事者と市民のコミュニケーションの構築を目的に活動をされている、特定非営利活動法人(NPO団体)です。
インターネット、地上デジタル波テレビといった情報インフラを最大限に活用して、医療従事者間、医療従事者と市民の間の情報の共有化を推進し、 安心で安全な社会の実現を目指していらっしゃいます。

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導入の背景

セミナー講演者のスケジュール調整が難しかった

医療ネットワーク支援センター様では、2011年3月11日に発生した東日本大震災で被災され、避難生活を余儀なくされている避難者の皆様を支援する活動として、 「healthaid(ヘルセイド)」というプロジェクトを主催し、避難者の方々が集まり、交流を通じて安らげるひとときを過ごして頂くためのイベントや、 ホームページを通じた情報提供などの活動を実施されています。

今回、ワープゲイトをご利用頂くことになったのは、2012年2月26日に新潟県柏崎市で開催したイベント内のセミナーで使いたいというお話がきっかけでした。 セミナー講演者の方が福島県内にいらっしゃったのですが、多忙な方で、スケジュールの都合上、新潟県柏崎市にお越し頂くのが難しいため、 新潟と福島をテレビ会議で中継してセミナーを実施できないか、ということでした。

また、ご担当者様は、以下のような狙いもあったと言います。

「避難者の方々は、全国各地に点在して生活をされていらっしゃいますので、 今後、同様のイベントを開催していくにあたっては、様々な場所で行うことが予想されます。 当然、移動時間や費用が大きくかかる場所も出てくる中で、テレビ会議でセミナーを実施することで、 講演者の方の負担を軽減していければという狙いもありました」

導入の決め手

簡単に設置・操作ができて、品質も良かった

医療ネットワーク支援センター様のオフィスと弊社を接続し、デモンストレーションを実施。 ご担当者様は、「配線はマイク、モニターとインターネットのケーブルを接続するだけだし、操作方法もボタンを押すだけで相手先につながる。非常に簡単で、ユーザーにやさしいシステムだと感じました。また、映像や音声も非常に安定しており、自然に会話をすることができましたね」 とデモンストレーションの印象を振り返ります。

医療ネットワーク支援センター様では、テレビ会議システムは初めて扱われる機材でしたが、これなら使うことができるというご判断を頂き、すぐに導入を決めて頂きました。

導入による効果

「当初の計画通りにイベント自体を実施できた」とした上で、ご担当者様より、以下のようなコメントを頂いております。

「当初、イベント会場側のインターネット回線状況などに不安がありましたが、事前の動作確認をギンガシステム(取材当時:ギンガシステムソリューション)様にご協力頂けたので、そのあたりの不安も取り除くことができました。 イベントの開催日が日曜日だったのですが、当日の朝にもサポートの方が最終的な動作確認を一緒に取ってくれました。企業向けの製品であればサポート窓口が開いていないことも多くあると思いますが、 ギンガシステム(取材当時:ギンガシステムソリューション)様はいつでもサポート窓口が開いているので助かりました。おかげさまで、無事、好評の内にイベントを終えることができました」

ご利用風景

今後の展望

避難者の方々をつなぐコミュニケーションツールに

日本各地で避難生活をされている避難者の方々の居住地同士をテレビ会議でつなぐことで、 震災によって途絶えてしまった避難前の居住地域(コミュニティ)でのつながりを再構築できるのではないか、と考えていらっしゃるところで、 今回のようなイベントでの活用の他に、こうした取り組みもできないか今後検討していきたい、とのことでした。

活用シーン

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