働き方改革のツールとして使えるテレビ会議

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健康的に働ける環境づくりを目的とした働き方改革が進められていますが、この改革をより促進するために色々な仕組みが出来上がっています。その仕組みの中で、企業が取り入れることが増えているツールの一つテレビ会議を紹介します。

テレビ会議ってどんな仕組み?

働き方改革で注目されるツールであるテレビ会議とは、自宅や会社にテレビを設置しインターネットを利用して同時中継で会議を行うことです。最新鋭のテレビ会議は画質や音質の向上以外にも、パソコンと直結することでパソコンの画面をテレビに映し出すことが可能となっています。これらの機能を利用することによって、一つのテレビに遠方にいる会議出席者をカメラで映す、遠方にいる会議出席者のパソコンの画面を映す、といった切り替えが可能となります。一度にいろいろな情報と会議参加者を映し出すことができれば、一度に多くの情報を処理できるので作業効率がアップします。

テレビ会議を使うことでどんなメリットがあるのか

テレビ会議を使うことでどんなメリットがあるのかというと、一番は開催地に行かなくても会議が出来るという点です。従来の会議は、会社に設置している会議室の中で時間や日程を決めて行う方法になります。日本国内だけでやり取りを行っていた時代であれば問題なかったのですが、国内外に支社を置いて活動をするグローバル社会において時間や日程そして開催地を決めて行う会議は移動に負担がかかり過ぎてしまいます。その点映像をリアルタイムで映し出すテレビ会議を使うことで、これまで開催地を決めて行う会議場に出向かなくて済むので移動への負担が軽減できるのです。

そしてテレビ会議を企業が導入することで得られるメリットは、働き方改革の目的の一つ育児休暇の促進にもつながります。これまで育児は母親が率先して行う形だったのですが、核家族世帯の増加によって母親にかかる負担が増加し健全な育児が難しい状況になっているのです。そこで男性も育児をしてもらうために、国や自治体が率先して企業に働きかけて育児をするための休暇を取ってもらうという流れになっています。ただ育児休暇自体はよいものなのですが、ただ休暇をするということは仕事を離れることを意味します。

もちろん育児休暇中は仕事をしていると同義と捉え給料は支払われますが、ただ休暇によって仕事をしない期間が長くなるとこれまで培ってきた経験値が鈍るだけでなく休暇が終わった後に仕事復帰しても訛った感覚では流れについていけず心身の負担が大きくなってしまいます。そこでテレビ会議機能を使うことで、現状の仕事の状況を在宅ワークという形で新しい情報を把握することができれば育児をしながら感覚が鈍ることが無く円滑に仕事復帰が可能になります。

在宅ワークは企業に出向かなくても自宅から情報のやり取りを行うことで仕事を行うことですが、これは育児休暇の促進だけでなくテレビ会議機能を使うことで障がい者雇用にも一役買えます。障がい者の中には手足のまひといった形で、自宅から外に出られないという人もいます。従来では手足が使えない人でも専用のツールを使えばパソコンを使えるので仕事ができます。それでも、会議室に出向くためには、やはり車いすに乗って移動する必要があり負担がかかります。そこでテレビ会議機能を使うことで、自宅であっても会議室の映像を映すことができれば体の機能に問題があっても健常者と一緒に最高の仕事をすることができます。

まとめ

働き方改革の目的は、これまで負担の大きかった働く人の状況を改善し心身ともに充実して働ける環境づくりをすることです。特に会社に移動する負担は大きいので、テレビ会議を含めた映像を送るツールを使うことで負担軽減に一役買えます。

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