店舗同士の連携やサポートできる環境づくりに活用!不動産業の導入事例をご紹介

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株式会社SILVER-BACK 様

株式会社SILVER-BACK様は、大阪市を中心に建築リフォーム、不動産売買 ・賃貸・管理、クリニック開業コンサルタント事業などを手掛けられる企業様です。
社名の「SILVER-BACK(シルバーバック)」は、キングコングの中で最も大きなオスゴリラが13、14年目に後ろ側(背中側)がシルバーに変化していく様子に由来しており、そのゴリラだけが群れのオスとなり、危機管理能力が最も高く長寿を享受するとされています。
その色の変化やリーダーシップの象徴として、また管理能力の高さをお客様へのサービスに転換すべく、社名とされています。

Webサイト:

「常時接続システム お隣オフィス」を導入いただき、さまざまなご活用をなされているお客様へ、その活用方法や導入の経緯についてインタビュー形式にてお伺いする企画。
今回は、複数の店舗をLoopGateで常時接続し、店舗同士の連携を高める活用を実践されている株式会社SILVER-BACKの前田社長にお話を伺いました。

Q.店舗間のリモート常時接続を導入されて、業務のご状況などはいかがでしょうか?

「同じ空間に一緒にいる」という環境づくりが活かされている

お隣オフィスはリモート常時接続「専用」ということもあって、タイムラグもなく店舗同士の連携がスムーズに行えています。
特に賃貸の店舗同士(大正店と昭和町店)は開業したばかりで、各店舗には店長がいるのですが、大正店と昭和町店の2店舗でこれからどんどん売り上げを作って行こう!と盛り上げている状況です。

本当は、スタッフの教育や知識の共有は、みんなが一緒の空間に居る中で進めていきたいし、フォローしていきたいという考えがありました。
そんな中で常時接続は、店舗や本社が離れていたとしても、同じ空間に一緒にいるのと変わらない状況を作り出してくれていますので、特にスタッフの教育においては「同じ空間にいる」ということが、お隣オフィスの常時接続で活かされています。

常時接続は本社・店舗間でお互いをフォローできる環境づくり

常につながって「同じ空間に一緒にいる」わけですから、すぐに他の店舗や本社からフォローを入れることができますし、物件の資料をすぐに共有できたりします。
例えば昭和町の物件を大正店が扱ったり…というように、他の店舗が管理している物件を扱ったりすることができます。場所は違ってもスタッフ同士が同じ空間にいるという認識が、社内連携の仕組みを実現できていますし、弊社の強みとなっています。

常時接続を使ってリモート接客も

お互いが視覚的に見えているだけではなく、こちらの声も届くので双方向のコミュニケーションが自然にできるメリットは本当に大きいです。
店舗をまたいだスタッフ同士の連携という使い方もありますが、例えばスタッフが手一杯な時はリモートでお客様の接客を本社がサポートするという使い方も有効です。映像や音質が綺麗なので、出来ることが本当に多いし非常に効果的に使えていると思っています。

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Q.SILVER-BACK様の中で、常時接続により解消された課題はございますか?

的確でスピーディな決裁に必要なのは温度感を共有すること

社内の課題のひとつに、決裁できる者が限られた人集中しているという点が挙げられます。そのため、決裁や重要な判断を上手く行うためには、常に同じ空間で同じ温度感を共有することが重要と考えています。

業務を進める上で、電話でのやり取りやお客様との電話などを通じて耳で情報を受け取り、アラートを鳴らす必要があります。判断を急ぐ場面やスピード感が求められる場面は多くありますので、常時接続によるコミュニケーションを活用して、迅速な判断や意思疎通を図っています。これにより、業務がスムーズに進み、より円滑な流れを作ることができています。

互いに声を掛け合ってサポートし合えている

お隣オフィスを弊社に導入してから、リモート常時接続でモニターを通じてスタッフが常に見えるため、お客様が来店された際に声をかけてサポートすることができています。
例えば、大正店で取り扱う物件の情報を把握している店長が昭和町店に常駐していますが、大正店に来られたお客様からの要望がある場合は、昭和町店からすぐにサポートできます。

また、スタッフが外出して店舗内に残るスタッフが手薄な場合でも、モニター越しでコミュニケーションが密に行えていますので、フォロー対応を可能にしていると思います。

常時接続の店舗と互いに声を掛け合うシーン

Q.常時接続の導入にあたっては、他社のシステムと比較されましたか?

店舗間の連携ができるシステムを探していた

以前はパソコンやスマホで使えるリモート会議システムを使っていたのですが、タイムラグがあったり音声と映像が途切れたりと不具合が度々起こって、少し不安定だなと感じていました。
その頃、ちょうど探していたのが店舗間でうまく連携が取れる仕組みでした。

今回導入したリモートで常時接続するような仕組みを、「こんな使い方をしたいな」というイメージがある中で探していた時に、お隣オフィスを見つけたのです。
常時接続だけではなく、本社と大正店・昭和町店の3地点をつないだミーティングでも役立てています。

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Q.製品の選定にあたっては、どのようなポイントを重要視されましたでしょうか?

映像・音声の品質が想定している業務で支障なく行えるか

まず重要視したのはタイムラグが少ないこと、そして映像の品質です。使い方として、資料の共有ができて鮮明に表示されるかが重要なポイントでした。そして、音声の品質も非常に重要でした。店舗間で声掛けもするので、音声がしっかりと聞こえて内容が聞き取れるのか、ここが重要なポイントでした。

LINE通話やZoomなどのweb会議システムも検討しましたが、製品比較をした時に、常時接続という使い方の場面において、接続のスムーズさに欠けると思い採用しませんでした。
お隣オフィスは、専用端末の実機によるデモンストレーションを体感できたので、重要視していた部分を直接確認できたことが、導入に進んだきっかけだったと思います。

デモンストレーションで映像・音声品質を体感できた

お隣オフィスのデモンストレーションでは、タイムラグの無さを実際に確認することができました。数字を書きながら口頭で数えていただいたのですが、本当にリアルタイムでタイムラグが無くて。遅延のストレスはありませんでした。

また、デモンストレーションを実際に設置する想定の場所で体感できたことも良かったと思います。「同じ空間にいる」というやりたいことをイメージしていたことが、直接「できる」と実感を得られたことが一番導入の決めてとなりました。
これはどうしても、資料やパンフレットを見ただけではイメージできないので、デモンストレーションで実体験を得ることは本当に重要なことだと思いました。

Q.導入にあたっては社内のご反応はいかがでしたか?

監視されているというイメージは無かった

リモートで常時接続となると、常に見られている抵抗感を感じるはあるかもしれません。
ですが、弊社ではそれぞれの場所を明確に区別しており、店舗の雰囲気やイメージを共有するために、隣に本社が存在しているという空間づくりが目的だったので、監視的なイメージは無いです。

本社と店舗がくっついていることで、一緒のお店の中でも一部の区画が分かれているような感覚になります。基本的には一緒に業務を行っており、交流も活発に行われています。お客様との会話も一緒にしているという感じです。そのような環境があることは素晴らしいと思います。

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Q.建築業・不動産業界の中で、今後、常時接続はどのような課題解決につながりそうですか?

現場の様子がモニタリングできるように発展させたい

私たち建築業・不動産業の中では、「現場に行く」ということは非常にコストがかかり、時間のロスになっています。弊社もマンションのリフォームなど、年間で約150室させていただくのですが、20室ほどがいつも同時並行で進行しています。これらの現場の様子を一つ一つ見て回ることは非常に困難です。

そこで、将来的な構想ですが、進行中の各物件に対してモニター管理を本社で行い、施工の進捗状況や仕上げについての指示をリアルタイムで行うことが可能になれば、現場には熟練工を一人配置すれば現場で作業指示ができるので、効率的な上に現場との食い違いも減少するでしょう。このような発展的な使い方を考えています。

リフォームや建築現場の進捗管理
お隣オフィスであれば、建築現場とオフィスをつないで、例えば施主検査や工程の進捗管理・材料確認を遠隔で行うことが可能です。
「遠隔臨場」における活用
遠隔臨場(えんかくりんじょう)とは建築現場などの作業員がウェアラブルカメラなどを装着し、現場に直接行かずにWeb会議システムなどのリモート接続を介して現場の様子を伝える(臨場を行う)ことです。国土交通省によると、遠隔臨場の定義は「段階確認」「材料確認」「立会」を遠隔で行うこととされています。 令和5年3月「建設現場における遠隔臨場に関する実施要領」

今後について

今後も引き続き、情報を共有し合える環境を作りつつ、賃貸店舗や事務所においても同様の取り組みを行っていきたいと考えています。現在、新たな賃貸店舗の開設計画を進めており、3番目の店舗が近々オープンする予定です。(2023年5月1日時点)
これらの店舗においても、他の店舗と連携しながら、共通の計画や書式、接客の温度感を持つようにしていきたいと考えています。

賃貸店舗では、さまざまな経験を持つ入居者がいるため、個々のやり方や個性が加わることがありますが、一定の統一性を持たせる努力を行っています。これにより、バラバラな要素が抑えられ、統一感のある空間を提供することを目指してまいります。

株式会社SILVER-BACK 前田社長
この度は貴重なお話をお聞かせいただき、誠にありがとうございました。

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