ハイブリッドワークにも最適なポータブルスピーカーフォン「Jabra Speak2 75」を前モデル「Jabra Speak 510」と比較してみた

ハイブリッドワークにも最適なポータブルスピーカーフォン「Jabra Speak2 75」を前モデル「Jabra Speak 510」と比較してみたのイメージ画像

コンパクトながら聞こえやすいクリアな音質、ハイブリッドワークに最適なスピーカーフォン(スピーカーマイク)「Jabra Speak 510」。会議ルームに置いても良し、テレワークや出先などに持ち歩いて使うも良しと、ビジネスユースとして非常に使い勝手の良い製品ですが、外観デザインが一新された後継モデルの「Jabra Speak2 75」が登場したため、デザインやサイズ感、機能などを比較してみました。

この記事で、それぞれの製品の魅力を知っていただき、購入の参考にしていただければと思います。

Jabra Speakシリーズはコンパクトでスタイリッシュな外観

Jabra Speak2 75

外観はマット仕上げの落ち着いたダークグレーのボディ、スピーカー部分はファブリックメッシュが張られて全体的に重厚感・高級感があります。

Jabra Speak2 75 製品画像

ボディの上部にUIパネルがありますが、電源オフ状態では電源以外のUIは表示されず、本体を起動するとふわっと浮かび上がる仕様がカッコ良い。

Jabra Speak2 75の電源オン挙動カッコ良し

Jabra Speak 510

光沢鏡面仕上げのブラックボディーにスピーカー部分は小さなパンチング加工が施され、コンパクトながら全体的にしっかりとした強度があります。 操作UIはボディに表示されています。

Jabra Speak 510 製品画像

持ち運びに便利なサイズ、重量感

2つを並べた状態。Speak2 75 の方が若干大きいです。

本体サイズ・重量は、
Jabra Speak 510:直径120mm × 高さ33mm(重さ:195g)
Jabra Speak2 75:直径153mm × 高さ49mm(重さ:466g)

持ち運ぶならSpeak 510の方が断然コンパクトでカバンにもスッポリ収まります。Speak2 75はズッシリとした重みがあって、本体サイズも少し大きいのでかさ張りそうです。

両製品とも専用のポーチが付属されているので、持ち運びに役立ちます。

多彩な接続方式、ケーブルの取り扱いもしやすい設計

どちらの製品も、USB接続か、Bluetoothの無線接続を選択できる仕様ですが、USBケーブルは本体から直接生えていて、本体下部に巻く形で収納します。ケーブルを本体から外すことはできませんが、「アレのケーブルどこいった?」というよくある騒ぎにならないので、直接生えているこの仕様の方が筆者は好みです。

Jabra Speak2 75のUSBケーブル収納

Jabra Speak2 75のケーブルには、USB Type-CをType-Aに変更できる変換コネクタが標準で付いていますので、より柔軟に接続機器に対応できます。Speak 510はUSB Type-Aのみの対応です。

Jabra Speak2 75のUSB Type-C、Type-A 変換コネクタ

無線接続の性能は?

Speak 510、Speak2 75ともにワイヤレスBluetoothに対応しています。

Bluetoothのバージョンは、
Jabra Speak 510:Bluetooth® 3.0
Jabra Speak2 75:Bluetooth® 5.2

Speak2 75はBluetooth 5.2に対応しているため、接続性がより安定して途切れにくく、消費電力量も抑えられるというメリットがあります。Web会議においての音途切れはなるべく避けたいところなので、接続が切れにくい仕様はありがたいですね。

なかなかの持続力でバッテリーの持ち良し

バッテリーの持続力は、
Jabra Speak 510:最長約15時間
Jabra Speak2 75:最長約32時間

バッテリー容量の大きくなったSpeak2 75の方がSpeak 510よりも倍以上の持続力を得ています。もちろん、使用環境や頻度によって左右されますが、十分なバッテリー持ちです。

4.5m×4.5mほどの会議スペースに最適な性能

公式の最適集音範囲はSpeak2 75は約2.5mの性能なため、手元に置いて使用するような小会議スペースに最適です。

両製品ともに無指向性マイクのため、全方向から同じ感度で集音してくれますが、Speak 510 に備わっているマイクは前方に一つであることに対し、Speak2 75は4つ備わっています
そのため、Speak2 75の方が全方向からより的確に音を拾える集音性があるようです。

加えてSpeak2 75には、マイクからの距離や声量を最適に正規化してくれる「ボイスレベルノーマリゼーション」機能が備わっているため、音量の大小に気を煩わす必要がありません。

Speak2 75はダブルトークOK

Jabra Speak 2はWeb会議で2名以上が同時に話す(いわゆるダブルトーク、複数通話)に対応しているようです。スピーカーフォン選びにおいて、ダブルトーク対応かどうかは結構重要なポイントで、機器によってはダブルトークが対応しておらず、片方の声が届かず会話がチグハグになってしまう恐れがあります。複数人のWeb会議で会話が重なることなんてザラにありますので、ある程度の人数でWeb会議を行う場合はダブルトーク対応が推奨されます。

目的や使い方に合わせた選択を

Speak2 75はSpeak 510から進化した製品で、高性能であらゆるミーティングシーンに適応できそうな機能が魅力的です。一方で持ち運びに優れたコンパクトなSpeak 510もテレワークや出先でなど使い勝手が良いです。
利用する目的に合う方を選んでいただければと思います。

Jabra Speak2 75
https://www.jabra.jp/business/speakerphones/jabra-speak-series/jabra-speak2-75

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