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新型コロナウイルスの感染の影響で、医療機関では入院患者と家族との面会規制を強化したり緩和したりと、なかなか安心して自由には会いには行けない日々が続いていますね。リモートワークやオンラインでの接客など、インターネットを利用した様々なコミュニケーションが広がる中で、病院や介護の現場においても「オンライン面会」という形式で、オンラインの面会を導入する施設が増えているようです。新しいツールを使い慣れないお年寄りの多い施設で、いったいどのように導入していったらよいのでしょうか。
この記事の目次
オンライン面会システムとは、病院や介護施設で患者や入所者が、離れた場所にいる家族や友人とインターネットを介してビデオ通話でコミュニケーションができるしくみです。
オンライン面会を実施するためには、インターネットに接続されている通信機器(パソコン・タブレット・スマートフォン等)と、その上で利用するZoomなどのビデオ通話サービスまたはLINE等のSNSを使う準備が必要です。
病院や介護施設にオンライン面会システムを導入するメリットは主に以下の3点が考えられます。
入院中の患者や、施設の入所者の方が、離れて暮らす家族や友人の顔を見ながら会話ができるというのはとても心が落ち着き安心することでしょう。短時間でも、いつもの声と会話に触れられることが精神的な安定につながります。高齢者の介護施設などでは、家族との会話がストレスを軽減し、良い刺激となることも多いようです。
入院・入所先の家族を訪ねて面会に行く時間や手間を思うと、どうしても休日を利用してまとまった時間でとなりがちです。小さな子供を連れて面会せざるを得ない場合は特に大仕事となる場合も多いでしょう。
元気なときは孫に会えることが嬉しいけれど、入院の状況によっては幼い子供たちと会うことが大変な場合もあります。会わせたい、でも連れて行くとお互いに大変。そんな状況下でも、家や仕事場に居ながら家族や友人を見舞うことができたら、移動の時間や手間を考える必要がありません。面会が手軽になれば、短時間でも頻度を上げて見舞うことが可能となるでしょう。
非接触型の面会は、感染症対策の観点からも非常に有効です。感染者数が増えているときは特に、面会規制などがあると互いにコミュニケーションが取りづらくなりがちです。しかしオンライン面会が導入されている施設であれば、画面越しでも会話ができて安心です。
非常に便利で安心なオンライン面会システムですが、導入時にはどのようなことに留意したらよいのでしょうか。
オンライン面会システムを導入する場合は、施設側にインターネットに接続されている通信機器(パソコン・タブレット・スマートフォン等)の準備が必要です。面会する相手側にも同じようにインターネットに接続された通信機器の準備が必要となります。また、機器を使用してZoom等のビデオ会議システムや、LINE等のSNSの利用が必要な場合は、それらのインストールやアカウントの管理も必要となります。
施設側で利用する人のために、ある程度プライバシーの守られた環境を用意する必要があるでしょう。オンライン面会専用の部屋や衝立で区切ったスペースを用意することは、同時に周囲の雑音や余計な映像ノイズも遮断することにつながります。そういった通話環境が整備できると、利用者も安心して会話を楽しむことができるようになります。
オンライン面会を施設から利用する方のために、面会相手に対しても、操作方法を記したマニュアルを共有し、安心して使えるように準備をしておくとよいでしょう。利用者に付き添ってオンライン面会をサポートする施設側のスタッフに操作方法を周知するためにも、マニュアルの整備は大切です。
オンライン面会システムを利用するにあたり、面会者側の通信機器に今まで使っていなかったアプリをインストールしてもらったり、アカウントを登録していただく必要が出てくることがあります。また、面会者側の映像や音声がインターネットを介して施設側に届いていることも事前にご理解いただいておくとよいでしょう。
2020年5月、厚生労働省が各都道府県の介護保険担当部署に「高齢者施設におけるオンラインでの面会について」という通知を送りました。その中で取り上げられている「オンライン面会取り組み事例」をご紹介いたします。
いざ導入するとなったときに、実際に気を付けるべきポイントはどんなところにあるのでしょうか?
オンライン面会を導入する多くの施設では、予約にてそのシステムを利用できるように調整している企業が多いようです。決まった時間内で面会をするのであれば、その時間をめいっぱいビデオ通話に使えるよう、安定した通信を確保できることが重要です。
多くはオンライン面会に慣れない世代の利用者が多いことが想定される施設です。付き添いのスタッフにも、利用者ご本人にも、使い方の分かりやすいインターフェースであることが肝心でしょう。
導入コストが低い方がありがたいとお考えの担当者の方も多いことと思います。
厚生労働省もオンライン等の非接触型の面会を推奨しているため、様々な医療機関や高齢者施設でのオンライン面会システムの導入が進んでいます。厚生労働省老健局では、介護施設でオンライン面談を行う際に必要な経費(Wi-Fi購入、設置費など)について、地域医療介護総合確保基金のICT導入支援事業の対象とすると自治体に対して通達しています。
さらに、同事業を利用して導入したタブレット端末などのハードウェアは、オンライン面談への使用が可能とのことです。自治体によっては、オンライン面会のための通信設備をそろえるための補助金なども交付されるようです。
そういったことでコストの軽減を考える一方で、利用時のサポートが十分に受けられるものかどうか、品質は面会システムの利用者にストレスを与えないものかどうかという見極めも重要です。
オンライン面会システムを導入し、ただ面会制限をするだけではなく、会いたい気持ちをサポートする施設にアップデートしませんか。
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