
愛媛県警察本部 様
愛媛県は四国地方の北西部に位置し、県庁所在地は松山市です。大小多くの島々が点在し、東洋の地中海と呼ばれている瀬戸内海や、リアス式海岸が続く宇和海は、美しい景観を形成しています。県のシンボルでもある「みかん」が有名ですが、道後温泉や松山城などの観光地も多く、年間を通して多くの観光客が訪れます。
Webサイト: 愛媛県警察本部

本記事の要約
会議・研修の効率化と災害時の即応体制を同時に強化
愛媛県警察本部では、広域に点在する拠点間での会議や研修、有事対応における情報共有の迅速化と効率化を目的に、リモートコミュニケーションシステム「閉域網・オンプレミス対応LoopGate」を導入しました。従来は本庁に集まる必要があり、移動時間やコスト、参加人数の制約、情報伝達の遅延などが課題となっていましたが、LoopGateの導入により31拠点を接続したリモート会議環境を構築し、移動負担の削減、生産性向上、意思決定の迅速化を実現しました。さらに、閉域網による高いセキュリティ、誰でも使いやすい操作性、明瞭な映像・音声品質、充実したサポート体制が評価され、平常時の会議・研修から災害などの緊急時における指揮・連絡までを支える、信頼性の高い基盤として活用されています。
愛媛県警察本部が抱えていた課題
移動負担と情報伝達の遅れが業務効率と迅速な意思決定の妨げとなっていた
愛媛県警察は、県内の広大な地域において、従来は本庁に集まって開催していた会議や研修について、テレビ会議システムを導入することでリモート環境を構築し、業務効率化や生産性向上、警備体制の強化につながる効果が期待できると考え、導入を検討しました。また、有事の際の迅速な連絡体制確立や対応力強化も同様に目指していました。
会議や研修のために参加者が集まる必要があったことから、移動時間や交通費が発生し、参加者が開催場所へ移動することで業務の負担が増加する場合もありました。さらに、開催場所や設備によって参加人数が制限されることで、情報共有や意思決定に必要な人員が欠落する可能性もありました。従来は情報共有や報告が口頭やメール中心で行われていたため、情報伝達の遅延や認識の齟齬が生じる恐れがあり、災害や緊急事態発生時には迅速な情報共有や指示伝達が困難になる可能性も課題となっていました。

LoopGateが愛媛県警察本部の課題をどのように解決したか
平常時から緊急時まで迅速で確実な意思疎通を可能にするリモート会議環境を実現
LoopGateの導入により、会議や研修の多くがリモートで開催できるようになり、本庁に集まる必要がなくなったことで、移動時間やコストの負担が解消され、その時間を業務に充てることが可能となりました。会議開催場所の広さや移動時間といった制約によって参加をためらっていた職員も、場所にとらわれず出席できるようになり、情報共有や意思決定が円滑に進む環境が整いました。
また、移動時間を考慮せず柔軟にスケジュール調整ができるようになったことで、必要なタイミングで迅速に会議を開催できるようになり、文字情報だけでは伝わりにくい細かなニュアンスも、双方向の音声と映像によって正確に共有できるようになりました。災害や緊急事態発生時には、被災状況の把握や指示、意思決定内容の共有をリアルタイムで一斉に行える体制が構築され、対応力の強化につながっています。
LoopGate導入によって愛媛県警察本部にもたらされた効果
移動時間の削減と業務効率の向上を実現する連絡・会議体制を確立
テレビ会議システムの導入により、会議や研修のために本庁へ集まっていた移動時間が削減され、その時間を業務に充てることで生産性の向上が実現しました。また、有事の際にも迅速な連絡体制を確立できるようになり、愛媛県警察本部ではLoopGateを活用して、会議や研修、教養などを効率よく実施できる環境が整いました。
愛媛県警察本部が評価するLoopGateならではの価値
閉域網での高いセキュリティと誰でも使える操作性、安定した品質と手厚いサポート
システム選定にあたっては、セキュアな閉域ネットワーク内で構築できること、各現場から問い合わせが可能な充実したアフターサポート体制があること、そしてリモコンのボタンを一押しするだけで接続できるなど、すべての職員が直感的に操作できる高い操作性が重視されました。
実際に導入したテレビ会議システムによって、遠隔地にいる職員との打ち合わせやリモート研修がスムーズに行えるようになり、柔軟な働き方の実現と移動時間の削減にもつながっています。システムは25分割画面に対応しており、全拠点の映像を鮮明に確認できることに加え、音声も明瞭である点が高く評価されています。さらに、起動が非常に速いため、急な会議や打ち合わせにも迅速に対応できる点も利点となっています。導入後のサポートセンターのアフターフォローも非常に良好で、トラブル発生時にも迅速かつ丁寧な対応が受けられる点が安心材料となっています。
- テレビ会議におけるクラウド型とオンプレミス型の違い
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テレビ会議システムは、接続拠点が2地点の場合は通信経路は1本、3地点の場合は3本、4地点では6本、5地点では10本と「n(地点数)×(n−1)÷2」の式で通信経路が増加していきます。
このように拠点数が増えるほど通信経路が爆発的に増えるため、端末同士が直接つながるPeer to Peer方式では、多地点接続時に負荷や遅延、品質低下が発生しやすくなります。
そこで必要となるのが、多地点の映像・音声を集約・中継する多地点接続サーバーです。
この多地点接続サーバーをインターネット上のクラウド基盤で利用する方式が「クラウド型テレビ会議」、自社の閉域網内に設置したサーバーで運用する方式が「オンプレミス型テレビ会議」であり、このサーバーの設置場所と運用形態の違いが、両者の本質的な差となります。
また、LoopGateでは4地点までは多地点接続サーバーを必要としないPeer to Peer方式での通信が可能です。
LoopGateを活用した愛媛県警察本部の今後の展望
今後も中核インフラとして活用が広がる見通し
テレビ会議システムは、有事の際における意思疎通の迅速化にも大きく貢献すると期待されており、現場と本部との円滑な連絡や情報共有を支える不可欠なツールとして、今後ますます重要な役割を担っていくと考えられています。愛媛県警察本部ではLoopGateを積極的に活用しており、その有用性と信頼性に非常に満足しています。
愛媛県警察本部が採用したオンプレミス対応LoopGate

愛媛県警察本部では、LoopGateの標準セット(8名用)および大会議室セット(40名用)をオンプレミス型サーバ構成で導入し、完全閉域網の中で安定したテレビ会議をいつでも実施できる環境を構築しました。これにより、高いセキュリティと安定性を両立した会議基盤が実現しています。
日本製・国産だから安心、他社製品からのリプレイス増加中
テレビ会議市場から撤退するメーカーが増える中、国産かつオンプレミス対応の選択肢は限られています。弊社は28年以上にわたり国産テレビ会議システムを提供しており、HDコム・RICOH UCS・VisualNexusからのリプレイス相談も多数。オンプレミスや閉域網環境での導入・切替は、ぜひ専門メーカーの当社にご相談ください。
導入事例をご紹介
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