自治体DX!「テレ窓」を使って区役所の窓口業務をリモート化。区役所でしか対応していなかった業務をより市民に身近な出張所でも対応。書画カメラを使ったテレビ窓口とは?

自治体DX!「テレ窓」を使って区役所の窓口業務をリモート化。区役所でしか対応していなかった業務をより市民に身近な出張所でも対応。書画カメラを使ったテレビ窓口とは?のイメージ画像

福岡県北九州市役所 様

第1回 日経 自治体DXアワード 大賞を受賞。令和3年4月にDX推進の司令塔として「デジタル市役所推進室」を新設し、全庁的にDXに取り組んでいます。

Webサイト:

簡単テレビ会議システムLoopGateをベースとしたテレビ窓口システム「テレ窓」を導入・ご活用いただいているお客様に、リアルな現場の生の声をお聞きする、インタビュー企画。
今回は、LoopGateと書画カメラを活用したテレビ窓口システムを導入された、福岡県の北九州市役所 市民文化スポーツ局 市民総務部 総務区政課 区政係の藤田様にお話をうかがいました。

北九州市役所では更なる市民サービスの向上と出張所の機能強化を目的として、テレビ窓口システムを使った遠隔窓口相談の実証実験を2022年1月から開始し、現在は、市内全 7 区のうち門司区、小倉南区、若松区、八幡西区の4つの区で行っています。

出張所では取り扱っていない業務がありましたが、テレビ窓口システムを導入することで、出張所に来られた市民と、区役所の専門職員による遠隔対話が可能となります。これにより区役所へ出向く負担が軽減されるため、小さなお子様連れの方や高齢者の方々にとっての利便性向上が期待されます。
※組織名、所属は取材当時のものです。

Q.藤田様のご担当業務について教えてください

現在は、区政に関する業務全般を担当しています。テレビ窓口システムは出張所の機能強化を目的として担当し、取り扱っています。

区役所でしか取り扱っていない業務について
出張所の窓口でも相談や申請を受け付けてほしいという市民の要望への対応

Q.テレビ窓口システムを導入するに至った背景は?

出張所の機能強化です。本市では7つある区のうち4つの区に出張所があるのですが、出張所では対応していない業務があります。
市民からは身近な出張所でも、対応する業務を増やしてほしいという声があがっていましたが、職員配置やシステム整備などの課題がありました。これらに対し、関係部署と改善に向けた協議を行う中で、DX推進の観点からテレビ窓口をスタートすることとしました。

Q.テレ窓のご活用状況は?

現在は令和4年度の実証実験として取り組んでいます。保育サービスの相談や市営住宅の入居に関する相談を行っていますが、今後、様々な相談内容で実施し、課題を整理しながら本格実施につなげていきたいと考えています。

市民の反応や満足度が良好。画質も鮮明。

Q. 実証実験でのテレ窓のご評価はいかがでしょうか。

そうですね。評判は良いですね。使っていけるイメージをもっています。画面で一緒に書類を見ることができますし、とても鮮明に映るので。書画カメラやヘッドセットなどオプションも色々試しながら使っています。専用ボタンで市民の方にも簡単に画面の切り替えをしていただけますし、操作や品質などの面で特に満足しています。

Q.テレ窓に対する要望はございますか。

北九州市では予約制ではなく随時相談できる形を取っているのですが利用が重なるタイミングがあった場合の対応を検討しています。スペースの確保などの課題もあるため、システムの増設をするよりはキャッチホン機能を使った解決ができるとより良いと考えています。

Q.今後の展望について

引き続き令和5年度もテレビ窓口システムを活用していく予定です。今後、実装を目指した実証実験を経て出張所における相談業務の拡充を図り、更なる市民サービスの向上を図っていきたいと考えています。市役所業務のDXを推進し、「デジタルで快適・便利な幸せなまち」の実現を目指してまいります。

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結城市役所様の事例:

オンライン対面窓口のご案内(市民のみなさま向け)がYoutubeに掲載されています。わかりやすい事例となっておりますのでぜひご参照ください。

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