さよならIE11! 各社Web会議サービスのIE11対応状況と、今後オススメのWeb会議環境

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もし、あなたの会社で今日からWeb会議が使えなくなってしまったら、どんな状況が考えられるでしょうか?
数年前までは、Web会議ができなくても大した問題にならなかったかもしれませんが、コロナ禍以降、Web会議は企業にとって重要なインフラになっていますよね。

なぜならWeb会議は、

  • 遠方まで足を運ぶ時間と労力がかからない
  • 出張費を削減できる
  • 文字や電話では難しかった細かい意思疎通が簡単にできる

といったツールだという事に、私たちは気付いてしまったからです。

ところが先日、マイクロソフト社からこんな重大な発表がされました。
すでにご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、「Internet Explorer 11(IE11)」が2022年6月15日にサポートを終了するという発表です。
移行、IE11向けのアップデートは基本的に行われなくなるので、さまざまなサービスやアプリはユーザーの推奨環境から外され、IE11を利用されていた方もEdgeやChromeといったブラウザへ移行されていくでしょう。

では、この発表があなたの会社のWeb会議にどんな影響をもたらすのか?今回はIE11終了があなたの会社に与えるWeb会議の影響についてご紹介いたします。

ついにIE11のサポートが終了

IE11のサポート終了は以前からアナウンスされていた

今回のIE11のサポートが終了される発表は、2021年5月19日に行われましたが、実はマイクロソフト社は2年前の2019年頃から「IEは技術的負債をもたらす」として、企業にIEの使用をやめるよう要請が行われていました。それが今回正式に2022年6月15日と発表されたという訳です。

その大きな理由としては、IEは実装されている機能や技術が古く、最新のセキュリティ問題への対策が難しくなっているからです。

とはいえ、個人でお使いの方にとっては、すでにマイクロソフト社が用意しているブラウザ、Microsoft Edgeやその他のブラウザをお使いいただけば大きな混乱はないと思いますが、企業にとってはそうはいかないかもしれません。

日本企業がIEから抜けられない訳

日本の企業にとってはIE11のサポートが終了するからといった、簡単に他のブラウザへ移行するという訳にはいきません。それは単純に日本のIEユーザーが多いからではなく、企業が社内で利用しているアプリケーションやシステムサービスが、IEでの利用が前提となっているからです。

それを他のブラウザに対応させるということは、非常に多くの時間とコストを必要とする場合があり、パッと変えられるものではありません。

IEを使う事で起こりうるエラーやデメリット

ではサポート終了後、IE11を使い続ける事は出来ないのか?というと、そうではありません。つい前にサポートを終了したWindows 7 でもそうですが、使おうと思えば使えます。

しかしIE11のサポートが終了すると、

  • 脆弱性が見つかってもセキュリティ更新プログラムの無償提供がされない
  • 不正アクセスやウィルスに感染する危険性が高まる
  • システムの乗っ取りや情報漏えいといったセキュリティ上の危険性が高まる

といったリスクが発生します。この状態で、これまで通りWeb会議を行う事は難しいですよね。

セキュリティは企業にとって重要な課題

今やセキュリティは企業にとって最も優先すべき事にも関わらず、危険と分かっていながらサポートを終了したIE11を使ってWeb会議を行う事は、企業にとってリスクを伴う行為であることは言うまでもありません。

ただし、IEベースのアプリケーションやサービスはMicrosoft EdgeのIEモードを使用すれば、サポート終了日以降も利用できるとなっておりますが、こちらも今のところサポートは2029年までとなっています。
(※動作や安全性も保証されるものではありません)

各社Web会議サービスのIE11対応状況

一方で、Web会議サービスを提供している側はどんな対応をしているかと言いますと、

Microsoft Teamsサポートが2020年11月30日をもって終了。IEで開こうとすると開けないか、Edge にリダイレクトされる
Google meet「Google Video Support Plugin」のインストールが必要。ただし、一部の機能に制限があり、ビデオ会議に参加する人が増えるにつれて、オーディオとビデオが悪化する可能性がある。
V-CUBE ミーティングV-CUBE WebRTCプラグインのインストールが必要。動作の保証はしていない。
LiveOnIE11で互換表示設定が必要。
BIZMEE、Whereby 、Chatwork LiveIE非対応
LoopGate for PCIE非対応

以上のように、基本的にはIE11を推奨していない模様です。
弊社サービスの「LoopGate for PC」も、IE11は動作非対応となっております。

ブラウザに左右されないWeb会議は専用機

ブラウザを使うWeb会議は、PCのOSやブラウザのバージョンのほか、裏で同時に稼働しているアプリケーション(例えばセキュリティソフト)の状況によって、動作安定性が左右される場合があります。

OS・ブラウザのバージョンについては、各社サービスの対応が速いためそこまで気になることはありません。しかし、バージョンアップによるバグや不具合が起きる機会が増えることも事実です。

そこでオススメするのがWeb会議「専用機」。弊社のLoopGateのWeb会議専用機は、PCのブラウザを使わないため、バージョン問題や同時稼働アプリが要因の不具合も気にせず、使いたい時に安定して使えます。

使いたい時に使える安定した会議システムの準備を

PCを使った会議システムは非常に便利です。通信環境さえあれば、いつでもどこでも会議に参加できるなんて、少し前までは考えられませんでした。ただ、Web会議は少しPCの扱いへの慣れも必要なのは事実です。いざ、会議を始めようとした時になかなか参加できない…ということは、PCの扱いに慣れた筆者でもたまに起こります…汗。

Web会議専用機「LoopGate」であればこのような心配も少なく、誰もが使いたい時にバッチリ安定して使えるため、会議室に配備しておくことがオススメです!
LoopGateは導入前や少し触ってみたいという方でも体験できる、無料デモンストレーションをご用意しておりますので、是非、見て触れて使って試してみてください!

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