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サントリー株式会社は、清涼飲料やウイスキー、ビールをはじめとした幅広いブランドを展開する世界的飲料メーカーです。大阪工場は、その品質と効率的な生産体制で長年同社を支えてきました。近年では「働き方改革」や「オフィス改革」にも積極的に取り組まれており、従業員同士のコミュニケーションを高め、一体感のある職場づくりを推進されています。
広い工場内でのコミュニケーションは、物理的な距離が想像以上に大きな課題となることがあります。サントリー株式会社大阪工場では、棟と棟を隔てる数分の移動が、時に意思決定のスピードを遅らせていました。
そこで導入が進められているのが、拠点間 常時接続システム「お隣オフィス」です。今後は、トラブル対応や日常的なやり取りをよりスムーズにし、リノベーションで生まれ変わったオフィスコンセプトとも調和した活用が期待されています。
大阪工場では、広大な敷地に複数の棟が点在しており、別棟にいる担当者へ相談するだけでも大きな負担となっていました。棟を行き来する際には守衛室での入退室手続きや安全装備の着脱が必要になることもあり、道路を挟んだ向かいでは工場地域特有のトラック往来が多く、横断するだけで5分以上かかる場合もあります。加えて、どの棟に誰がいるのか一目で分かりづらく、必要な人をすぐに捕まえられない場面も少なくありませんでした。
その結果、即時相談やトラブル対応で迅速さが出せず、コミュニケーションの壁となっていたのです。
「同じ会社のスタッフ同士なのに、ちょっと顔を合わせるのに時間が掛かる。その距離感を無くしたいと考えました」と大阪工場の宮崎様は話されています。
「ちょっと相談がある」とすぐに呼びかけられる環境が整うことで、判断のスピードアップが期待されています。
品質管理部を含む5~6名のメンバーが、常時接続を通じて即時に連携できるようになり、課題解決のスピードが高まると見込まれています。
週一回行われている全体朝礼にも取り入れることで、全員が一体感を持てる仕組みとしての定着が期待されています。
デモを見た際に「これならすぐに定着する」と実感されました。リモコンで操作できる直感的な仕組みは、大人数の組織においても説明不要で使いこなせると感じられています。
専用端末による安定した音質と映像品質は、工場のように環境音が多い場所でも安心して利用できると評価されています。
他のリモートツールにはない「着信音で知らせる機能」によって、忙しい業務の中でも呼びかけに気づきやすく、迅速な対応につながると期待されています。
大阪工場ではオフィスリノベーションを通じて「みんなが集まる」というコンセプトを掲げられています。その思想と“お隣オフィス”の常時接続は自然に合致しています。
相談や判断が早まることは、工場運営に直結する大きなメリットとして捉えられています。
サントリーでは、創業以来大切にされてきた「やってみなはれ」の精神に加え、「人本主義」に基づき人と人とのつながりを重視する文化があります。さらにデジタル領域でも、社員が部門を越えて学び合い、助け合い、協業を目指す「社内コミュニティ」の取り組みが推進されています。(サントリー公式:社内コミュニティ)
このように“つながりを築き、共に学び、相互扶助する”文化と、「お隣オフィス」による常時接続の仕組みは自然に重なり合います。距離を越えて「すぐに声をかけられる」環境は、サントリーが大切にしている協働の姿勢をさらに加速させ、文化を支える基盤としての役割を果たすと期待されています。
サントリー大阪工場では、今後「お隣オフィス」を活用しながら、リノベーションで生まれた新しいオフィスコンセプトをさらに発展させる予定です。フリーアドレス化により変化した働き方を後押しし、日常的なコミュニケーションから緊急時の対応まで、幅広いシーンでの活用が見込まれています。
さらに、設置後は知識やノウハウの属人化防止にも効果が期待されています。これまでは「この手順は誰に聞けばわかるのか」と探す手間が発生していましたが、常時接続の環境では、画面越しに専門担当者へ気軽に声を掛けられるようになります。結果として情報が組織全体に循環しやすくなり、業務のスピードと質を同時に高めていくと考えられています。
お隣オフィスのようなリモートコミュニケーションツールは、単なる情報連絡のやり取りにとどまらず、企業文化を支えるコミュニケーション基盤としての存在感を高めていくことが期待されています。
サントリー大阪工場が取り入れる“お隣オフィス”──工場DXの新しいかたちです。 距離や移動という“見えないムダ”をなくし、人と知識を“見える化”することで、判断のスピードと現場力を同時に高めます。 貴社でも、この「距離ゼロのDX基盤」をデモで体感してみませんか?