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会議室を設置するにも、実際にはどのような形で机を並べれば良いかイメージできないものです。ここでは目的に応じた机のレイアウトパターンを複数紹介していきます。自社の目的に応じた適切なレイアウトを考えていきましょう。
スクール形式で会議室を設置していく場合は、全員に机と椅子を配置していく形になります。学校の授業と同様なスタイルで会議の参加者を迎えいれていくスクール形式の場合は、参加者もメモなどを取りやすいというメリットがあるものです。会社の営業方針を全社員に伝達するなどの際には、スクール形式は効果的なレイアウトになるのですが、壇上から聞こえてくるスピーカーからの話を参加者が一方的に受ける形になるため、参加者同士でグループディスカッションをするような目的には向いていない形のレイアウトでもあります。細かな取り決めは社内で行う会社で、全体会議の際のみ会議室を利用するような場合には、スクール形式で会議室に机を配置するのも良いでしょう。
遠方の支店などで本店から指示を仰ぐ際に、会議室を利用してテレビ会議を行うような場合にも、このスクール形式は有効になっていきます。参加者同士でディスカッションをすることもなく、本店の指示を仰ぐだけのテレビ会議であるならば、伝達事項のメモ書きと質疑応答を行うことが可能なスクール形式のレイアウト配置は有効です。店舗間の会議だけではなく、社内研修などを頻繁に行うような場合にもスクール形式のレイアウトは効力を発揮していきます。汎用的に使える会議室スタイルとしてスクール形式のレイアウトは多くの企業で採用されています。
会議室を考える際に思い浮かびがちなのが、口の形でのレイアウト配置でしょう。テレビの座談会などでも口の形の机のレイアウトは多く見かけるものです。参加者全員が気軽に発言を行うことができ、普段では浮かばないようなアイデアや問題点の発見が可能になっていくのも、口の形での会議のメリットになります。会議スペースに余裕があり、参加者の人数が少ない場合には有効な手段になっていきますが、机の数よりも多い参加者を迎える場合には、後方に椅子を置く必要が生じるなどの手間が発生してしまうなどのデメリットがあったりもします。普段は意見を言えない立場の方でも、フラットな立場で上司と意見交換が可能になりますから、斬新な事業方針の捻出などを実現できる可能性も十分にあるのが、口の形で机を配置することのメリットになっていきます。事前に議長を決めておけば、口の形での会議スタイルも効率的に進めることができることでしょう。
対面式で会議室へ机を配置していく場合は、対話形式で話し合いをするケースが多いものです。社内の他部署との打ち合わせや来客の対応など、対面形式で打ち合わせを行う必要がある場合などに対面式での会議室を利用するケースは多いものです。チーム同士で対面でディスカッションする場合には有効ですが、社内でミーティングする場合には、席によっては話し辛くなってしまうというデメリットもあります。社内会議などを対面式の会議室で行う際には、事前に議長を決めておき、ホワイトボードなどを使いながら進行していくのが良いでしょう。他のレイアウトとは違い、机を多く用意する必要もありませんから、少ない予算で配置を行うことが可能になります。少ないスペースを使って効率的な会議を進めていく場合には、対面式は有効なレイアウトになることでしょう。
会議室へ机を配置するには、スクール形式や口の形、対面式など様々な方法があります。レイアウトスタイルによって、それぞれメリットやデメリットはありますので、事前に社内で会議の目的を元に十分な検討を行っておきましょう。