Web会議やテレビ会議を用いて採用面接を行う企業は多くなっています。オンラインによる面接は企業だけでなく、応募者にも有利なポイントがたくさんあります。本記事ではオンラインで採用面接を行った際のメリットを詳しく紹介していきます。
この記事の目次
オンライン面接であれば人材を幅広く採用できる!選考のスピード感もアップ

Web会議やテレビ会議を利用すれば、幅広い地域から人材を採用できます。通常の面接の場合、遠隔地からの応募者はスケジュール調整が難しいです。オンラインであれば、面接地に行くことなく自宅でも参加できるため、時間の融通はききやすくなるでしょう。「仕事が決まれば地元を離れてもよい」という応募者もターゲットになります。
また、働きながら転職活動をしている人を採用するケースでも、オンライン面接は力を発揮します。在職中の人は面接のための時間を作りにくいですが、オンライン面接であれば無理なく時間を確保できるでしょう。スマートフォンやタブレットを使用し会社のお昼休みを利用するなど、隙間時間を活用できます。企業側からすると、今まで対象にできなかった優秀な人材を採用するチャンスが広がるため、テレビ会議を使うメリットは大きいです。
オンライン面接であれば、場所や時間を問わないので選考がスピーディに進みます。応募者はできるだけ早い結果を望むことが多いです。面接に要する時間が長くなれば、並行して選考を進めている他社から内定が先に出てしまうかもしれません。そして、そのままそちらに行ってしまうリスクも発生するでしょう。応募者の途中辞退を防ぐという意味でも、オンライン面接は有効なのです。
面接にかかるコストの削減につながる

地方に住む人が抱えている問題として、採用面接のための移動費や宿泊費があります。興味のある企業があっても費用の問題で躊躇する人は少なくないでしょう。オンライン面接であれば、移動費や宿泊費用はかからなくなります。これは応募者だけでなく、企業にとっても少なからぬメリットです。一次面接や二次面接に呼ぶために移動費や宿泊費のコストがかかるとなると、人事担当者は会う人を絞らなくてはなりません。オンライン面接であれば、コストをあまり気にせず面接ができるので、より多くの応募者と会う機会を作ることができます。また、地方の人を採用するために、社外の面接会場を押さえるといったこともしなくてすみます。コストはもちろん、担当者の負担軽減にもつながるでしょう。
移動費や交通費がかからなくなることで、気軽に応募できるようになるのも見逃せないメリットです。採用の競争は年々激しくなってきていますので、応募のハードルを下げ、いろいろな応募者が来やすい状況にしておくのは有意義な取り組みといえます。
面接を録画すれば振り返りや社内共有がしやすい

面接を行う際、面接官は応募者の言動をしっかりと記録します。ただし、面接の内容すべてを完全に残すことは不可能なのが現実です。結局のところは面接官の感じた印象や記憶で採用の可否を決めるパターンが多くなるでしょう。オンライン面接であれば、面接時の内容を録画しておくことで、振り返りが容易になります。判断に迷ったとき、その場に立ち会っていなかった面接官にアドバイスを求めるのもよいでしょう。振り返ってみると印象が変わるケースも多いため、選考の精度を上げる際に面接の録画は役立ちます。
しかし、録画を残すためには応募者の許可を得ておくのが原則です。応募の条件としてその旨を記載しておき、事前に情報管理の徹底や使用目的については、明確に説明しておく必要があるでしょう。
オンライン面接を実施して効率のよい人材採用を目指そう
より多くの応募者を集めたい企業にとって、オンライン面接はメリットが大きいです。エリアの制限がなくなるため、幅広く優秀な人材を集められます。交通費が不要になり、時間の有効活用にも繋がるため、応募者の増加が期待できるでしょう。オンライン面接の環境をしっかりと整えることができれば、採用活動はよりスムーズに進むはずです。
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