サテライトオフィスとは何か

ITの活用が進んでいる影響を受けて、様々な働き方を選べるように企業が多様な施策を打ち出すようになってきました。その一つとして知られているのがサテライトオフィスの設置ですが、サテライトオフィスとは一体どのようなものなのでしょうか。

サテライトオフィスとはどんなものなのか

サテライトオフィスとは企業が本社とは別のところに勤務場所として設置しているオフィスです。基本的にはオフィスとして使うための什器や設備が整っていて、従業員は本社に勤務する代わりにサテライトオフィスで働けるようになっています。本社とは違うところに支社を置くというのも組織を作るときにはよく行われていますが、サテライトオフィスの場合には組織的には本社の一部として扱われるのが一般的です。支社の場合にはそれ自体が単独の組織として機能できるように人材配置をしているのに対し、サテライトオフィスの場合には必ずしも多岐にわたる人材を配置しているわけではありません。本社に行く代わりにサテライトオフィスで勤務できるという形を取っているのです。

サテライトオフィスを設置している企業が考えているのは働き方の自由度を高め、従業員の満足度を向上させることです。例えば本社が東京にあり、千葉から通勤するという場合には一時間以上もかかってしまうことが多いでしょう。この際にサテライトオフィスが千葉の近くにあれば通勤電車に毎日乗る負担を軽減できるだけでなく、通勤時間も短縮することが可能です。これによってよりワークライフバランスを充実させられるようになり、従業員の満足度が上昇すると考えられています。大手企業を中心として地方の人材を獲得するために導入が進められていて、だんだんと導入率も高くなってきているのが現状です。

ただし、サテライトオフィスで働くのにはデメリットもないわけではありません。本社に勤務している人とのコミュニケーションを取りにくいというのはよく知られていることで、サテライトオフィスを導入する企業ではこの問題点を克服するための努力をしています。典型的なのがITの活用による問題解決です。本社とサテライトオフィスの橋渡しをするためにテレビ会議システムを導入する事例が多くなっています。テレビ会議を使うと音声と映像を通してコミュニケーションを取れるだけでなく、作成した書類なども共有することが可能です。また、サーバー上で作業を行うことで本社にいる人とサテライトオフィスにいる人が同時作業をすることもできるようになっています。

テレビ会議システムにも様々なものがあり、運用の仕方にも現場による違いがあります。ただメールでやり取りするのとは違って情報共有をしやすいのはテレビ会議を使うメリットで、日常的にテレビ会議にログインした状況で働いてもらう仕組みにしていることも珍しくありません。いつでも気軽に本社の人と話せると思うとサテライトオフィスでも働きやすいと考えられるでしょう。勤怠管理などもシステム上で行えるようにしていて、納得できる職場環境が整えられているのが通例です。

一方、サテライトオフィスの独立性を重視して、会議が必要なときなどだけに限定してテレビ会議を使っている事例もあります。サテライトオフィスの機能を支社に近いものにしたいと考えている企業に多い方針です。この場合にはサテライトオフィスで働いている従業員同士の結束力が高まりやすく、設置されているエリアでの事業展開を促進しやすい傾向があります。サテライトオフィス同士の連携をどのように強化するかも導入時に考慮するべき点です。

まとめ

サテライトオフィスを導入している企業では本社に毎日通勤せずとも業務を行うことができます。テレビ会議を活用して本社や他社とのやり取りもできて業務を行いやすい現場が多いので、働き方の一つとして検討してみましょう。

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